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はっち
30代の2児のパパ。上場企業のWebマーケティング部署にて累計1,000以上のSEO施策を実行。SEO対策のセカンドオピニオンとして、躍動中。伴走型のコンサルも並行しています。

301・302リダイレクトの意味とは?対処法と間違った処理をしている典型例

リダイレクトは外部からの流入だけで、内部リンクは200にすべし

URLを変更していたら、とりあえずリダイレクト処理すれば良いでしょ?

そう思っている人が多いですが、リダイレクトには大きく2つの意味があります。その認識がない状態でWebサイト運営をしていると、Googleに誤って伝わる可能性もあります。

  • 永続的なリダイレクト: 検索結果に新しいリダイレクト先を表示
  • 一時的なリダイレクト: 検索結果にリダイレクト元のページを表示

また、内部リンクにリダイレクト処理が多いWebサイトはクロールの観点でも、Webサイト内の内振リンク総数と比較して大きなウェイトを占めている場合は要注意です。

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書いてあること

301リダイレクトと302リダイレクトの意味とは?

リンクURLはページ先URLと一致させると言っても、大きく2つに分かれます。

  1. 該当ページは存在していないが新しいページへ移動したのでリダイレクト処理するケース
  2. そもそもリンク先ページとアンカーテキストが異なっているケース

①の場合は、最終的に飛ばしたいリンクに1つずつ直接リンクで繋いであげましょう。
②の場合は、アンカーテキストの内容を示すページに正しくリンク修正すればOKです。

新しいページへ移動したのでリダイレクト処理するケース

Webサイトを運用していくにあたり、ページのURLが変更になることで、今まで使用していたURLからリダイレクト処理することもあります。

しかし、内部リンクに関しては自社(もしくは自分)で運営しているWebサイトであれば、基本的にステータスコード200となるように全て設定すべきです。(というか現実的にできる)

リダイレクト処理をするとしても、それは外部サイトからの被リンクを辿って訪れるユーザーに対して施すことがベストであって、内部リンクそのものは正しいリンク先URLに設定しましょう。

つまり、ここまでをまとめると

  • 内部から内部ページへのリンク:全てステータスコード200になるように調整
  • 外部から該当ページへのリンク:誤っているようであればリダイレクト処理するよう調整

となります。

自社Webサイトの内部リンクが、それぞれどういうステータスコードになっているかのチェックはどうする?(という別記事を書きたい)

そもそもリンク先ページとアンカーテキストが異なっているケース

リンク先ページとアンカーテキストが異なっているケースは、そもそも論で誤りです。

アンカーテキストとリンクURLは、アンカーテキストの内容とページ先コンテンツと一致させる必要があるとGoogleも明言しています。

https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja#goodlinktext

アンカー テキストが効果的であればあるほど、ユーザーはナビゲートしやすくなり、Google はリンク先のページを理解しやすくなります。

SEOスターターガイド

リンク先のページの内容に関する基本的な情報がわかるアンカー テキストを作成してください。

SEOスタータガイド

ユーザーによってリンクする URL のバージョンが異なることがないように(その場合、同じコンテンツに対する評価が URL によって分かれる可能性があります)、ページの構造と内部リンクで 1 つの URL を使用し、参照するように注意します。ユーザーが複数の URL から同じコンテンツにアクセスしていることに気づいた場合は、優先度の低い URL から主要な URL への 301 リダイレクトを設定することをおすすめします。

SEOスターターガイド

通常は外部のウェブサイトの参照に関してリンクを検討しますが、内部リンクに使用するアンカー テキストにより注意を払うと、ユーザーや Google がサイトをナビゲートしやすくなります。

SEOスターターガイド

上記をまとめると、アンカーテキストの重要性に焦点があたっていますが、アンカーテキストがどれだけしっかりしていも、飛び先のURLのコンテンツとアンカーテキストの内容が合っていなければGoogleもユーザーもアンカーテキストに惑わされ、結果として求めるページではない(=目的が解決されない)ことになるので合致させる必要があります。

まとめ

内部リンクのURLが間違っていると、本来の内部リンクとアンカーテキストのマッチ度が薄れ、結果としてユーザーの不満に繋がるため、正しいリンクに修正しましょう。

リダイレクト処理しているリンクであっても、あくまで外部サイトからの流入のために設定するもので、内部リンクに関しては極力正しいページ先URLとなるようにリンクを再設定しましょう。

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