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はっち
30代の2児のパパ。上場企業のWebマーケティング部署にて累計1,000以上のSEO施策を実行。SEO対策のセカンドオピニオンとして、躍動中。伴走型のコンサルも並行しています。

FAQ構造化データは検索結果の視認性をアップ!概要と実装方法

FAQ構造化データは検索結果の視認性をアップ!概要と実装方法

構造化データの中でも、比較的簡単に実装できるFAQ構造化データは、検索結果の視認性を上げることができます。

内容次第で表示回数やクリック数を稼ぐことができますが、無秩序に乱用するとGoogleからペナルティを受けてしまう可能性もあります。

まずは概要を知った上で、実装していきましょう。

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FAQ構造化データとは

FAQ構造化データとは、よくある質問(質問に対する回答)を検索結果に表示させる記述方法です。
検索結果では、アコーディオン形式で表示され、その中にはリンクも設置することが可能。

全ての構造化データに共通して言えることですが、記述方法は主に3つあります。

  1. JSON-LD (Googleが推奨)
  2. microdata
  3. RDFa

なお、当サイトにおける構造化データは、Googleが推奨している「JSON-LD」を紹介します。

はっち

一見、とっつきにくそうに感じますが、慣れれば簡単です。

実装は、<body>〜</body>内であればどこに記述しても構いません。

FAQ構造化データの記述方法


<script type="application/ld+json">
  {
    "@context": "https://schema.org",
    "@type": "FAQPage",
    "mainEntity": [{
      "@type": "Question",
      "name": "ココに「質問内容」を記載する",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "ココに「質問に対する回答」を記載する"
      }
    },{
      "@type": "Question",
      "name": "ココに「質問内容」を記載する",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text":"ココに「質問に対する回答」を記載する" 
       }
    }]
  }
</script>

質問事項を何個でも設置して良いですが、上から2個までしか検索結果に反映されません。

回答部分には、一部の装飾機能を合わせて実装できます。

  • <h1> から <h6>
  • <br>
  • <ol>
  • <ul>
  • <li>
  • <a>
  • <p>
  • <div>
  • <b>
  • <strong>
  • <i>
  • <em>

FAQ構造化データを設計する時に注意すること

FAQ構造化デーを実装する際に、いくつか注意することがあります。

  • メインテキスト内に質問と回答の両方を存在させること
  • 内部リンクを設置する時は、“(ダブルクォーテーション)ではなく ‘ (シングルクォーテーション)で囲う
  • 質問に対する回答は1つのみ(Yahoo知恵袋のように「複数の回答」を用意する場合はQ&A構造化データを施す)
  • 同じ質問内容を別ページで構造化してはいけない
はっち

特に、内部リンクを設置する場合は安易に ” (ダブルクォーテーション)でURLを囲わないように気をつけましょう。


<script type="application/ld+json">
  {
    "@context": "https://schema.org",
    "@type": "FAQPage",
    "mainEntity": [{
      "@type": "Question",
      "name": "ココに「質問内容」を記載する",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "ココに「質問に対する回答」を記載する"
      }
    },{
      "@type": "Question",
      "name": "ココに「質問内容」を記載する",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text":"ココに「質問に対する回答」を記載する。<a href='URLをここに記載する'>アンカーテキスト</a>をクリック。 " 
       }
    }]
  }
</script>

該当箇所は下記の部分。

<a href='URLをここに記載する'>アンカーテキスト</a>

本来であれば、URLは ” (ダブルクォーテーション)で囲う必要がありますが、FAQ構造化データの場合はテキストの両サイドに既に ” (ダブルクォーテーション)が使用されているので、’(シングルクォーテーション)を使わざるを得ないのです!

コードスニペットで事前に確認

テキストを用意したら構造化データテストツールを開きます。
=> Googleの構造化データテストツールGoogle構造化データテストツール

URLに直接埋め込んでいるわけではないので、右タブの『コード スニペット』へ入力。構造化データ作成ジェネレーターからコピペ

入力は、先ほどコピーした内容をそのままペーストすればOK!
そのまま『テストを実行』をクリック。

問題がなければURL内に実装すれば完了

構造化データが起動しているか確認

エラーが出ていなけば、コードが正しいということなので<body>〜</body>の好きな場所に貼り付けましょう。

表示速度改善のため、おすすめの設置場所は、</body>の直前です。(※JSON-LDの場合)

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